波照間島灯台を訪ねて

gosh

2025年01月24日 22:41



波照間島灯台(左中)、十三夜の月(右上)、サトウキビ(右下)、耕運機(左下)、そして圃場




 やっと波照間島灯台を訪ねることが出来た。令和5年9月28日のことだった。

さとうきび畑に囲まれた中にポツンと寂しそうに灯台は立っていた。サトウキビ畑の間の細い路を行くと、確かに波照間島灯台と記されている表札があった。太陽は既に水平線に近く灯台を縦にくっきりと影が浮かんでいた。灯が入るにはまだ時間があった。ともかく見上げるように数枚写真を撮った。来て良かったと明日の仕事を忘れて思ったのだった。

あまり整備されていない電動アシスト自転車に悪戦苦闘しながら宿の最南端ホテルへ向かう途中。同行者が「お月さまがまん丸だよ!」という声に誘われ、その指さす方向を見ると灯台の回転灯に相対して白く輝く月が見えた。十三夜だったとのこと。サトウキビ畑、耕運機、そして圃場を近景に。まさに遠くから二人の女神が波照間島を見守っているかのような光景でしばらく眺めていたのだった。

宿の食事時間終了が迫っており急いでペダルを踏んで走ったのだが、気持ちはもう一度灯台が放つ灯をまじかに見たかったのだが。次の機会にしよう。

それにしても海辺に近いところではなくて、島の一番高いところ、上空写真出見ると島のちょうどど真ん中にサトウキビや雑木に囲まれ灯台は鎮座していた。こんな灯台は不思議と言えば不思議。

今後一層灯台巡りをしたいという思いを深めた。まずは沖縄県内から始めよう。

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